2017/06/14
こんにちは、anotの矢口です。
お待たせいたしました。
色々準備してまいりましたが、今回はいよいよDMの中身を作ります。
DMを作るというと、どうしてもデザインにこだわりがちですが、そう、重要なのは以下の順番でしたね。
ターゲット5 : タイミング2 : オファー2 : クリエイティブ1
クリエイティブはDM戦略の中で最後の重要ポイントなんです。
クリエイティブの前段階の準備があってこそ、最後クリエイティブで差がついてきます。
では、早速どのような内容にしていくかを見ていきましょう。
【はがきDMの場合】
はがきは、DM施策の中で一番低コストで出来るのがメリットですが、反面クリエイティブスペースが少ないのがデメリットです。DMは受け取って2秒で捨てるかどうかを判断されると言われており、見た目のインパクトは大事ですが、それだけだと欲しい結果につながらない可能性もあります。
ですので、はがきDMの場合は簡潔に「提案」と「オファー」だけを訴求しましょう。
提案は一番言いたいこと、つまりこのDMを見てどのような行動をおこしてもらいたいかです。また、オファーは、そのおこしてもらいたい行動に対するこちらから出来る約束です。
尚、どうしてもはがきのスペースだけでは書ききれないという場合は、圧着DMにすることも可能です。印刷費は上がってしまいますが、V字圧着にするだけで伝えられることが3倍に、Z型ならば5倍になります(宛名面にも1/3デザインを入れることが出来ますが、こちらを除いた場合)。その他にも、最近では8面圧着はがきや12面圧着はがきも商品化されていますので、興味のある方は印刷会社さんに相談してみてください。
【封書DMの場合】
封書DMの場合は、「提案」「オファー」のほかに「送付状」「提案の信頼性や根拠」「申し込み用紙」を入れることをおすすめします。送付状は、いわばお手紙です。
相手に向けての思いを書くこと、相手の個人名を入れることで、相手にこの手紙は自分に宛てて書いてくれたということを感じてもらいます。
また、送付状に送り手の写真を掲載すると、顔が見え安心感を与えます。そして、提案を補足する信頼性や根拠があることも信頼と安心につながります。
例えば、実績数・産地・リピート率などの数字や、Q&A・お客様の声など実際に利用されている人の声を記載します。
さらに最後に、DMを読んでもらって、すぐに行動をおこしてもらうための申込用紙もお忘れなく。これらは、全てが1枚ずつのコンテンツにする必要はありません。
DMを開封したあと、これらの情報があると伝わりやすいということです。
どちらの場合にしても、重要なのは「DMを見て行動してもらう」ということです。
そのためには、こちらからの提案をこちらが言いたいように言うのではなく、相手側の気持ちに立って訴求することです。
この商品・サービスを利用すると、ターゲットにとってどのようなメリットや良いことがあるのか、どのように変化するのか、それを伝えてあげてください。
こちらの言いたいことを言うだけではただの押し売りになってしまします。
結局、一番読まれるDMって親しい人から届いた手紙のようなDMなのです。
自分のためだけに宛てた気持ちのこもった手紙であればきちんと見てもらえますが、反対の言いたいことしか言わない押し売りDMは嫌われてしまうのですね。
DMの中身が決まったら、あとはそれをデザイナーさんに形にしてもらい、印刷・印字・封入作業をして配達会社へ持ち込むだけです!
そして、その面倒な作業は全て発送代行会社に丸投げしてしまうのがおすすめです。社内でももちろん出来ますが、社員さんの自給を考えると外注の方が安く済みますよ。
ざっとにはなってしまいましたが、DMの作り方をみてきました!皆様のDMづくりに少しでも役立てれば幸いです!
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