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    FAXDMを実施してみてわかったこと

    Minami Someya

    2016/11/24



    こんにちは。株式会社anot(アノット)の矢口です。


    普段ダイレクトマーケティングに関わる我々ですが、クライアント様のお手伝いだけでなく、定期的に自社でも実施するようにしています。実施する度に学びがあるので、結局、自分でお金をかけて、考えてやってみることが大事だなと感じるこの頃です。


    さて、本日は、そんな弊社が最近実施したFAXDMについてのお話です。


    どのように計画し、どのような結果を得られたかをお伝えしたいと思います。



    □実施の背景


    anot(アノット)は8月が決算なのですが、7月上旬に物販の商品、中でもレターパックの在庫が大量にあることに頭を悩ませていました。そもそも、レターパックはお付き合いのある会社様から要望があれば販売する程度で、新規での営業活動自体を行っていませんでした。


    そこで、新たなクライアント様を探すことにしたのです。


    なぜ、FAXDMにしたのかというと、まだ販売すべきターゲットが明確でなかったため、一番安価に行える媒体が良いだろうと判断したからです。


    また、はじめのターゲットとして、重要書類を送付することが多い(=レターパックを利用している可能性が高い)行政書士・税理士・弁護士の先生に送付することにしました。



    □実施内容


    【目的】


    ・レターパックの在庫を減らす


    ・新しいクライアント様を開拓する



    【対象商品】







    【FAXDMの内容】


    決算セール



    【ターゲット】


    1回目 行政書士の先生


    2回目 税理士の先生


    3回目 弁護士の先生



    【オファー】


    5%オフ



    実際に送付した「弁護士先生」へのFAXDMがこちらです。





    上記の他「税理士先生」「行政書士先生」あてのFAXDMを、内容を少しずつ変えて送付しました。ちなみに、それぞれの内容は先生方のブログを読み「レターパックをどのように利用しているのか」を参考にさせていただきました。



    【ポイント】


    ・割引オファー


    ・8月末までの期間限定


    ・先生ごとの利用の仕方を記載(ターゲットを明確にするねらい)


    ・自分の顔写真を掲載(はじめての案内なので安心していただくねらい)



    □実施の結果



    ※不達件数・・・FAXを送付したけれど届かなかった件数です。


    ※受取拒否・・・FAX送付後、送付先より「必要がない」「今後もう送らないでほしい」と連絡がきた件数です。


    ※レスポンス件数・・・購入したいと連絡があった会社様の件数です。



    一斉送信できるFAXDMのサービスを利用したのですが(リストも提供してもらえる)


    思ったよりも不達件数が多いのだなというのが一番初めに思った感想です。


    そして、送付した直後から翌日までの間に「必要ない」と意思表示してくれる会社様が案外多いことに驚きました。全く見ず知らずの会社より新規の案内が届いたにもかかわらず、何かしらの反応をしてくださったのです。大変ありがたいことだと感じました。


    また、そういった意思表示をしてくださる方が多いと、購入したいというレスポンスもきちんとあるようだということもわかりました。



    □まとめ


    ・FAXDMは新規獲得にも利用できる。


    ・その際は、出来るだけ分かりやすい内容がよい(知っている商品が安く買える 等)。


    ・ターゲットを出来るだけ詳細に記載し、なぜ本案内を送ったかを明確にし、自身の顔も出すと見ず知らずの案内でもあやしくない(おそらく・・・)。


    ・「受取拒否」の反応があるということは、「読んでくれている」ということ。


    ・反対に「レスポンス件数」がないということは、「読まれていない」可能性が高い。もしくは全く必要がない案内である。(→引き続き検証が必要)



    これを学びにまた新しいクライアント様を見つけていきたと思います。


    また、実施報告は、今後も本ブログで公開していきますのでよろしくお願いします。

     
     
     

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